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社員紹介 2

お客様の快適な船旅のために
客船の生命線、毎日600トンの水をつくる

H.Kubota
社員紹介 2
お客様の快適な船旅のために
客船の生命線、毎日600トンの水をつくる
新卒採用
海上機関・営繕部門/三等機関士
H.Kubota(2020年入社)
仕事の内容
機関士
造水器、空気圧縮機、
担当機器のメンテナンス
出港時の緊張感、人を運ぶ客船では安全運航を強く意識する


4時から8時、16時から20時に当直機関士として働いています。通常17時頃が出港のタイミングなので、複数ある発電機のうち3台を回した警戒体制になり機関長と一緒に当直に入ります。何事もなく過ぎるのがあたりまえですが、やはり独特の緊張感があります。
どんな船でも安全運航は大切ですが、客船ではより強く意識します。天候によっては船が多少揺れることもありますが、ディナーやショーの最中には極力船の動揺を抑えるような調整をブリッジと協力して行っています。
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もしも水がつくれなければ客船としての運航ができなくなる


飛鳥Ⅱ」では電気や水を船内でつくっています。私が担当している造水器は毎日約600トンの水を供給しています。逆浸透膜の仕組みで、6メガパスカル(1センチ四方に60キロ)の圧力を加えて海水を真水にし、さらにミネラルをプラスしています。
その約600トンのうち、約500トンが客室はもちろんプールや最上階の露天風呂、調理などのために毎日必要です。水は客船の生命線ですから、もしも水の供給が止まったら運航もできなくなるため責任は重大です。
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たくさんの経験が、自分の技術も向上させてくれる


客船にはたくさんの機械がある分、経験もたくさん積むことができます。造水器も「飛鳥Ⅱ」で働くまでは触ったこともない大型機械でした。夏場や海域によってはフィルターに詰まりが発生することがあります。たくさんあるフィルターの中から、皆で必死に原因を探して解決したときはやったー!と、喜び合います。
機関室は広くて、常にどこかで大きな機械が動いているので、密に連絡を取り合って仕事を進めます。フィリピン人の乗組員も多いですが、皆さんコミュケーションが上手で一緒に仕事がしやすい環境です。
キャリアパス
中学時代
船の仕事に就きたいと考える
数学の先生から商船学校のことを教えてもらう
商船学校
山口の商船学校で5年間学ぶ
貨物船の機関士を目指していた時、
郵船クルーズの応募を見つける
2020年入社、機関士として営繕部へ
カーペットや壁紙の貼り替え、空調機器のメンテナンス、 照明の交換など、お客様の暮らすエリア全般の仕事を経験
2021年機関部へ
三等機関士としての当直と造水器の担当を任される
思い出の寄港地
函館

休憩時間に上陸して、機関部の仲間と函館朝市まで歩き海鮮丼を食べました。福岡出身で北海道へは旅行したことがなかったので、楽しかったです。
あるクルーズの1日
起床 3:30
当直勤務 4:00-8:00
エンジンルームの巡回
担当機器のメンテナンス 8:00-
担当機械の定期メンテナンス
休憩 10:00
当直勤務 16:00-20:00
・エンジンルームの巡回
・出港時に3台目の発電機を始動
退勤 20:30
デッキイベントに参加
デッキイベントではお客様とゲームをしてクルーズを盛り上げました


グアム・サイパンクルーズではデッキイベントに参加しました。プールサイドで他の部署のクルーたちに交じって、お客様と一緒にゲームをしました。はじめは少し戸惑いましたが、客船であるからにはお客様とも自分からコミュニケーションをとることが大切だなと思っています。
今年は初めて世界一周クルーズに乗船するので楽しみです。想定できるトラブルにはしっかりと備えて、安全運航で日本に帰ってきたいと思います。

(2024年7月現在)