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社員紹介 1

客船に感じた魅力は「多様性」
機関士の世界がぐっと拡がった

Y.Otsuga
社員紹介 1
客船に感じた魅力は「多様性」
機関士の世界がぐっと拡がった
キャリア採用
海上機関・営繕部門/二等機関士
Y.Otsuga(2021年入社)
仕事の内容
機関士
電気空調技師
電気推進機関士
機関士として悩んでいた頃、飛鳥Ⅱと出会えた


新卒で就職先を探していた頃、映画「日本沈没」に潜水海洋調査船が出てきて、面白い会社があるんだなと思い、調査船の会社に入りました。マリアナ海溝での鰻の調査や潜水艇「しんかい6500」の支援船にも乗船しました。7年間調査船で働いた後、カーフェリーで4年間働きました。仕事を始めて10年経ち、機関士は世界が狭いなぁと感じていました。
飛鳥Ⅱ」のことは高専の同級生に話を聞いて興味を持ちました。客船で仕事が続けられなければ、もうどんな船もダメかなぐらいの気持ちでした。
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極めるのに時間がかかる仕事、だからやりがいにもなる


大きな船なので、機関士の役職も多い。役職が変わると担当機械も変わる。極めるのには時間がかかる仕事です。大変ですが、それがやりがいになります。船の中で生活も仕事もする。それがストレスにならないようにする環境作りも大切だと思っています。ハッピークルーがまず最初にないとハッピーゲストにはならないですから。
エンジンはどんなときも100%動くことがあたりまえです。動かなければクルーズが中止になってしまう。プレッシャーと常に隣り合わせですが、100%のために皆で力を合わせています。
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客船の機械の数は商船の倍以上、ひたすらがむしゃらに吸収した


正直言うとエンジニアとしての仕事は客船の方がかなり大変なので、日々勉強です。とにかく機械の数が多くてびっくりしました。乗客定員800人以上ですから、空調機の数だけでもカーフェリーの3倍。さらに外航船なので、海外のルールにも則れる機械が搭載されていたりするのでさらに複雑です。
最初はひたすらがむしゃらに仕事をおぼえていきました。そのうち、自分で仕事の手間を減らすため自動化を考えてみたり、いろいろ提案して任せてもらっています。
キャリアパス
学生時代
商船高等専門学校で学ぶ
20代
7年間海洋調査船に乗船
潜水艇「しんかい6500」の支援船などで機関士として働く
その後カーフェリーに転職
2021年
高専の同級生から話を聞き、 飛鳥Ⅱ
二等機関士として乗船
思い出の寄港地
鹿児島、青森

日本の南北に位置する県では、郷土愛や連帯感の強さを感じるので、記憶に残りやすいです。また特定の寄港地ではありませんが、花火シーズンに船上から見る花火は格別です。心から楽しんだり、感動したりした場所は全て思い出の地になるんだと思います。今となれば周囲360°海の景色も、機関室の油のにおいも思い出です。
あるクルーズの1日
起床 7:00
出勤 8:00
・エンジンルームのチェック
・モーターのオーバーホール
休憩 12:00
午後のシフト 13:00
担当機械の定期メンテナンス
機関室配置
横浜出港日 退勤 18:00
OFFの過ごし方
地元富山の海鮮を使用した料理を作り、地酒で晩酌をするのが日課です。ホタルイカの季節は、近所の漁港へ自ら採りに行くこともあります。あとは飼犬と遊んだり、ジムで運動したり、旅行に出かけたりとごく平凡な日々を送っていますが、そんな日常を幸せに感じます。
4月から6カ月の育休を取得。(海上運航部での第1号取得)新米パパとしてがんばっています。
我が子の誕生と飛鳥Ⅲの誕生、これからが楽しみ


今年は世界一周クルーズには乗船せず、6カ月の育休に入る予定です。9月頃に復帰の予定ですが、ちょうどその頃は「飛鳥Ⅲ」がドイツのマイヤーベルフト造船所でかなり形になってきているので、本船に戻るのではなく、艤装の手伝いのためにドイツへ行く可能性もあるかもしれません。
自分の子どもはもちろんですが「飛鳥Ⅲ」の誕生も楽しみです。電気推進にLNG焚きも加わる「飛鳥Ⅲ」、一から船を作るこのタイミングに関われてとても嬉しいです。

(2024年7月現在)